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保育園看護師は派遣と正社員どっちがいい?働き方4つの違いと選び方

2026 7/08
働き方
2026年7月8日

「保育園看護師になりたいけど、正社員で入るべき?それとも派遣やパートのほうがいいのかな…」

求人を見比べていると、同じ「保育園看護師」でも雇用形態がバラバラで、どれを選べばいいか迷いますよね。給料も、責任の重さも、続けやすさも、実はここでけっこう変わってきます。

先に結論だけ言いますね。

保育園看護師の働き方は、大きく正社員・パート(非常勤)・派遣・委託の4つ。選ぶときの決め手は「給料」「責任」「雇用の安定性」「時間の自由」のどれを優先するか、この4つです。そして保育園看護師は「園に1人の医療職」という特殊な仕事なので、保育士さんの働き方選びとは事情が少し違います。

この記事では、病棟から保育園看護師に転職した私が、4つの働き方の違いを給料・責任・安定性で並べて比較し、「あなたにはどれが向くか」まで一緒に整理していきます。求人の探し方そのものは保育園看護師に未経験からなるには?にまとめたので、この記事は「どの雇用形態で働くか」に集中しますね。

目次

保育園看護師の働き方は主に4つ

まず全体像から。保育園看護師の求人に出てくる雇用形態は、ざっくり次の4つです。

  1. 正社員(常勤)——園と直接雇用。月給制でボーナス・退職金あり。園の健康管理の主担当
  2. パート・非常勤——園と直接雇用。時給制。勤務日数や時間を調整しやすい
  3. 派遣——派遣会社と雇用契約を結び、園に派遣される。時給高めだが期間限定
  4. 委託(業務委託・巡回)——外部の会社や訪問看護が園の看護業務を請け負う形。数はまだ少なめ

このうち、保育園看護師の求人でいちばん多いのは正社員とパートです。ここは保育士さんと事情が違うところで、あとで詳しく触れますね。

まずは4つをひと目で比べられるように、表にしてみました。

項目正社員パート・非常勤派遣
雇用主園(直接雇用)園(直接雇用)派遣会社
給与形態月給+賞与時給時給(高め)・賞与なし
雇用の安定性高い(無期が中心)中くらい低め(有期・最長3年)
責任の範囲健康管理の主担当補助・限定的契約で決めた範囲
時間の自由度低め高い中〜高
求人の多さ多いふつう少なめ

「委託」は働き手というより園側の運営方法の話に近いので、この記事では正社員・パート・派遣の3つを軸に見ていきますね。それぞれ、どんな人に向くのかを順番に。

保育園看護師を「派遣」で働くメリット・デメリット

まずは迷う人が多い派遣から。派遣は、あなたと園のあいだに派遣会社が入る働き方です。給料は派遣会社から支払われて、困ったことがあれば派遣会社の担当者に相談できます。

派遣のメリット

  • 時給が高めに設定されやすい——同じ時間働くなら、直接雇用のパートより時給が高い求人が多いです
  • 残業や持ち帰りが少ない——契約で勤務時間が決まっているので、時間で区切りやすい
  • 合わなければ替えられる——園との相性が悪いとき、派遣会社に相談して別の園を紹介してもらえる
  • 人間関係を引きずりにくい——「ずっとここにいる人」ではないぶん、園の人間関係にどっぷり浸からずに済む場合も

派遣のデメリット

  • 賞与・退職金がない——時給は高めでも、ボーナスがないぶん年収では正社員に届かないことが多い
  • 同じ園で長く働けない——ここは法律で決まっています(次の項目で説明します)
  • 福利厚生や研修が薄くなりがち——教育制度は園の正社員向けが中心なので、スキルアップの機会は自分で取りにいく必要が
  • 保育園看護師の派遣求人はそもそも少ない——これが保育士さんとの大きな違いです

最後のポイント、けっこう大事なんです。保育士さんは派遣求人が豊富ですが、保育園看護師は「園に1人の医療職」なので、園としては”ずっといてほしい”人材。だから派遣より正社員・パートで長く来てくれる人を求めがちで、派遣求人の数自体が少なめなんですね。このあたりの「園に1人」という感覚は保育園看護師は実際どう?に働く人の本音を集めたので、あわせて読んでみてください。

保育園看護師を「正社員」で働くメリット・デメリット

次に正社員。園と直接、期間の定めなく契約する働き方で、保育園看護師の求人ではいちばん多いタイプです。

正社員のメリット

  • 収入が安定する——月給制+ボーナス+退職金。年収の見通しが立てやすい
  • 雇用が安定している——無期雇用が中心なので、「来年も同じ園にいられるか」を心配しなくていい
  • 園の一員として信頼されやすい——保護者対応も保健計画も任せてもらえて、看護師としてやりがいを感じやすい
  • 産休・育休など制度を使いやすい——長く働く前提なので、ライフイベントと両立しやすい

正社員のデメリット

  • 勤務時間の自由はききにくい——基本はフルタイム。子どもの都合で柔軟に、とはいきにくい面も
  • 健康管理の責任が全部集まる——園にたった1人の看護師なので、判断も書類も保健指導もあなた中心に
  • 給料は病棟より下がりやすい——夜勤手当が消えるぶん、正社員でも年収は下がる傾向(詳しくは後述)

責任が集まる点について、実際に働く人の声を1つ。あるnoteでは、病棟時代は手取り18〜27万円だったのが保育園では手取り約18万円になり、いちばんきついのは給料より「医療的な話をする相手が園にいない」孤独だった、と書かれていました(出典:note・保育園看護師の体験談)。正社員は責任も孤独も引き受けるぶん、信頼と安定が返ってくる働き方、というイメージが近いです。

パート・非常勤という選び方

「フルタイムはしんどいけど、看護師として関わりたい」なら、パート・非常勤も現実的な選択肢です。時給制で、週2〜3日や午前だけ、といった働き方ができます。

保育園看護師のパートは、健康管理の中心は正社員の看護師や園長が担い、その補助的な立ち位置になることが多いです。責任がまるごと乗ってこないぶん気は楽ですが、賞与がなく収入は抑えめになります。

子育てと両立したい人へ

「自分の子どもと同じ生活リズムで働きたい」なら、パート・非常勤や派遣は相性がいい働き方です。ただし世帯の収入設計とセットで考えるのがおすすめ。子育てとの両立をどう組み立てるかは保育園看護師で子育てと両立するにはでも触れています。

給料・責任・雇用の安定性で見る違い

ここまでの話を、迷ったときに効く3つの軸で整理し直しますね。

給料の違い(月給+賞与か、時給か)

いちばん大きいのは賞与の有無です。正社員は月給+ボーナスで年収が積み上がりますが、派遣・パートは時給ベースで賞与がないのが基本。時給だけ見ると派遣が高く見えても、年間で均すと正社員が上回るケースが多いです。

ただし、どの雇用形態でも「夜勤手当が消えるぶん病棟より年収は下がりやすい」という共通点があります。現役の保育園看護師さん自身も「夜勤手当がない分、年収は病棟時代よりダウンする可能性が高い」と書いています(出典:note・現役保育園看護師の解説)。金額の目安や下げ幅、給料を落としにくい園の探し方は保育園看護師の給料のリアルに詳しくまとめたので、数字はそちらで確認してくださいね。

責任の違い

保育園看護師は園に1人であることがほとんど。だから正社員は健康管理の”最終判断”を担うことが多く、パート・派遣は契約で決めた範囲にとどまることが多いです。「どこまで自分の責任になるのか」は、雇用形態と園によって変わるので、面接で必ず確認しておくと安心です。

雇用の安定性の違い(派遣の3年ルール)

見落としがちなのが、雇用の続けやすさ。派遣には法律で期間の上限があります。労働者派遣法では、同じ組織で派遣として働けるのは原則3年までと定められているんです(厚生労働省の資料でも、事業所単位・個人単位でそれぞれ3年の期間制限が示されています。出典:厚生労働省「労働者派遣事業関係業務取扱要領」等)。

つまり、「この園に長くいたい」と思っても、派遣だと同じ場所で3年を超えて働き続けるには、正社員への切り替えなど別の道が必要になります。逆に「いろんな園を経験したい」「数年区切りで働きたい」なら、この仕組みはむしろ都合がいいとも言えますね。

結局どっちがいい?タイプ別の選び方

給料・責任・安定性を見てきましたが、正解は人によって違います。タイプ別に整理しますね。

タイプ別・おすすめの働き方

正社員が向く人

・収入と雇用を安定させたい/長く同じ園に腰を据えたい/産休・育休など制度をしっかり使いたい

パート・非常勤が向く人

・子育てや家庭と両立したい/フルタイムはまだ不安/まずは保育園看護師を試してみたい

派遣が向く人

・時給を優先したい/いろんな園を経験したい/人間関係を固定したくない/数年区切りで働きたい

迷ったら、私は「まず正社員かパートで直接雇用を狙う」をおすすめしています。理由は2つ。保育園看護師は派遣求人がそもそも少ないこと、そして園に1人の医療職として長く信頼関係を築くほうが働きやすいことです。もちろんこれは私の経験からの一つの意見なので、あなたの優先順位で選んでくださいね。

それから、どの働き方でも共通して大事なのが「園選び」です。看護師の役割を理解してくれる園かどうかで、働きやすさは天国にも地獄にも変わります。給料を落としたくない、条件のいい園に出会いたいなら、園の内情や非公開求人を持つ看護師専門の転職エージェントに希望を伝えて探してもらうのも一つの手。無料で相談できるので、まず情報を集めるだけでも動きやすくなりますよ。

よくある質問

Q. 保育園看護師は派遣と正社員、どっちが給料が高いですか?

時給だけ見ると派遣が高いことが多いですが、正社員は月給+ボーナス+退職金があるため、年間の収入では正社員が上回るケースが多いです。ただしどちらも夜勤手当が消えるぶん病棟より下がりやすい点は共通です。金額の目安は給料のリアルを参考にしてください。

Q. 保育園看護師の派遣求人は見つかりますか?

保育士に比べると少なめです。保育園看護師は園に1人の医療職で、園側が長く働ける人を求める傾向があるため、正社員・パートの求人が中心になります。派遣を希望するなら、看護師向けの派遣に強い求人サービスに登録して探すのが現実的です。

Q. 未経験でも正社員で入れますか?

入れます。臨床経験が数年あれば、小児科経験がなくても正社員採用の例は多いです。未経験からの入り方や選考のコツは保育園看護師に未経験からなるには?にまとめています。

Q. まずパートで働いて、あとから正社員になれますか?

園によっては可能です。パートで働きぶりを見てもらってから正社員登用、という流れもあります。長く働きたい気持ちがあるなら、面接の段階で「将来的に正社員も考えている」と伝えておくと道が開けやすいです。

まとめ:自分の優先順位で働き方を選ぼう

  1. 保育園看護師の働き方は、正社員・パート・派遣・委託の4つ。求人の中心は正社員とパート
  2. 派遣は時給が高めで自由がきくが、賞与がなく最長3年の期間制限がある
  3. 正社員は収入と雇用が安定するが、健康管理の責任が集まり時間の自由はききにくい
  4. どの働き方でも夜勤手当が消えるぶん病棟より年収は下がりやすい(詳細は給料記事へ)
  5. 「給料・責任・安定・自由」のどれを優先するかで選ぶ。迷ったら直接雇用(正社員・パート)から

保育園看護師は、雇用形態しだいで働き心地がかなり変わります。でも、いちばん大事なのは「どの働き方か」より「どの園か」だと私は思っています。焦らず、自分の優先順位を紙に書き出すところから始めてみてくださいね。

まだ全体像がつかめていない人は、保育園看護師に未経験からなるには?と保育園看護師は実際どう?を先に読むと、この記事の内容がもっと立体的に見えてきますよ。

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